秋川流域の寺めぐり(1):廣徳寺
5月24日、明光寺での墓参り、昼時になってしまい時間調整ついでに、武蔵五日市の宿の旧戸倉村の城山が近くに見える辺り、左に折
れて急坂を下り、秋川に架かる橋を渡り、右折して直ぐ、入口に多数の石仏が立つ左手の山腹の坂を登る。広い駐車場は、雨模様のためか、車は見当たらず。
新宿の叔父に連れら初めて五日市小和田にある廣徳
寺を訪ねたとき以来、40余年の月日が過ぎた。秋川流域は臨済宗建長寺派の寺院が極めて多いが、この寺は室町時代より地域の中心的な役目を負った。広い境内は禅寺らしい凛とした空気が流れる。
臨済宗建長寺派龍角山廣徳寺、建長寺の末寺、明徳年間(1390-94)に龍応智雲尼が開基、応永十年 (1403)に前建長寺住職が開山。御本尊は聖観世音菩薩像。その後、北条氏康(1515-1571年)が再興。北条早雲(1432-1519年)一族の位牌が伝わる。
文政二年(1819)に建てられた総門には前出雲国主松平
不昧公(1751-1818年)の筆になる穐留禅窟の扁額が掲げられている。その先、正眼閣と書かれた扁額を掲げた茅葺きの風格ある山門を抜け大銀杏の先に本堂が建つ。ミツウロコは北条の家紋。
生憎の雨に降られた年配のハイカーが境内中央の鐘楼で雨宿り。都指定天然記念物のタラヨウは本堂裏にあるが、カヤは見損なった。
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